12月19日の開かれた3回目の講演会の模様です。梶野敏貴准教授(国立天文台理論研究部)による講演「宇宙のはじまりと元素の起源 ― 時間・空間と物質を統一する― 」と鈴木正昭副センター長(理化学研究所神戸研究所分子イメージング科学研究センター)による講演「生きたまま体の中を観察できる探索分子の作り方と活用」が、1時間ずつ、公開講演会の形で行われました。この講演会には、保護者の方も参加して下さいました。
梶野先生の話では、我々の住む宇宙がどのようにしてできたのか、そして、その宇宙を支配する物理法則はどのようなものかという壮大なもので、少し難しかったけれども、参加した学生諸君は興味津々で聞いていました。
鈴木先生の話では、梶野先生の話にもでてきた陽電子が発生する分子を作って人の脳や生物の体の中を調べる研究が紹介されました。高校時代や2人のノーベル賞学者との研究生活のエピソード、サルの代わりに自分が実験台になった話など高校生の皆さんは笑いながら聞いていました。 |