授業も回数を重ね、講師やTAと生徒もずいぶんと打ち解けました。
授業の内容も少しずつ難しくなり、学生の間で議論を交わすようになってきました。 非常に熱心で、ティーチング・アシスタントとしても感心するばかりです。
生徒による発表も行われるようになりました。難しい内容なので四苦八苦していましたが、先生や他の生徒と相談しながら正解を導く姿に成長を感じます。
教える側にも力が入ります。
今回のテーマは「振動」とその応用、そして回転を扱える新しい座標の導入でした。 虚数が出てきたり、難しい問題が続きましたが、受講生は、講師やTAに質問したりして、積極的な姿勢でした。 難易度は高いですがその分面白いところです。がんばりましょう。
講義も終盤に差し掛かりました。偏微分方程式、フーリエ級数など大学でも高学年で習う内容なので生徒の方もかなり大変そうです。新年になって自分の研究をするようになればまたものの見え方も変わるはず、もう一息! 最後にはみんなでケーキを食べました。
初歩的な実験や理論から、実践的な内容へと講義も後半に入るにつれてレベルアップしていきました。 写真では生物の発光物質の合成や、コンピュータを使った分子モデリング計算の様子を見ることが出来ます。講師やTAから与えられた資料を使うだけでなく、実習内容が理解できた受講生は自分自身で各種化学物質を創造し、構造を計算で求めるところまでできています。この頃から最後の研究発表会にむけて、どのように研究をまとめるか、どのように発表を行うか、講義終了後に具体的な打ち合わせが活発に行われました。
発表会に向けての準備が始まりました。自分の課題について考えて来たことを先生の前で順に発表します。結構みんな堂々としています。半年前には高校生というより中学生という雰囲気でしたが、成長が感じられます。
研究発表会
修了式