イベント名 |
素粒子理論セミナー Horava-Lifshitz gravityの量子化とユニタリー性 |
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イベント種類 | セミナー |
講演者(講師) | |
イベント詳細 | 講演者 北村 比孝 (早稲田大学) 概要 Einstein重力の繰り込み可能性の問題は、量子重力理論を作る上で長年の懸案である。この解決に迫る重力理論の一つにHorava-Lifshitz(HL)重力理論がある。HL重力は作用に曲率の高次項を含める事で次数勘定的に繰り込み可能な上、UV領域でLorentz対称性を破る事によって、高次の曲率項に由来するghostの問題を解決した重力理論である。 これらの特徴から、量子重力理論の有力な候補として期待されており、宇宙論などへの研究は数多くなされている一方、次数勘定を超えた繰り込み可能性の議論や、IR領域でLorentz対称性が回復するかといった本質的な問題は未解決である。 本講演ではHL重力の繰り込み可能性を議論する。講演の前半ではまずHL重力のreviewを行う。後半ではLlewellyn Smithが示唆したゲージ理論におけるtree unitarityと繰り込み可能性の等価性の議論を用いてHL重力の繰り込み可能性を議論する。 |
対象 | 教職員向け 在学生向け |
使用言語 | |
キーワード | |
開催期間 | 2013年7月26日 15:00 〜 16:30 |
会場 |
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定員 | なし |
申込み方法 | 事前申込み不要 |
お問い合わせ先 |
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ホームページ | http://higgs.phys.kyushu-u.ac.jp/schedule.html |
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