イベント名 |
地惑教室談話会 地球環境と生命の共進化―全球凍結イベントと酸化還元環境― |
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イベント種類 | 講演会 |
講演者(講師) | |
イベント詳細 | 講演者: 田近英一(東大•新領域•教授) 地球大気の21%は酸素で占められているが,これは生物の光合成活動によるものである.一方で,生物は環境中の酸素濃度に適応して進化してきた,と考えることもできる.すなわち,地球環境と生物進化は密接な関係にある.しかしながら,大気中の酸素濃度は長期的には安定であることが示唆され,どのようにしていまの濃度にまで増加してきたのかは,地球史学上の大きな謎である.本講演では,酸素濃度の増加にはスノーボールアース(全球凍結)イベントが密接に関係しており,物質循環ステムに大規模擾乱が加わった結果として,酸素濃度の上昇が生じた可能性について議論する.また,海洋における酸化還元環境はかなり不安定であり,酸化還元条件に敏感な微量金属元素の挙動が,生物進化に重要な役割を果たしてきた可能性についても言及する. |
対象 | 教職員向け 在学生向け |
使用言語 | |
キーワード | |
開催期間 | 2013年6月19日 16:30 〜 17:30 |
会場 |
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定員 | なし |
申込み方法 | 事前申込み不要 |
お問い合わせ先 |
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