イベント名 |
2016年度第12回地惑教室談話会 氷のレオロジー:拡散実験からのアプローチ |
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イベント種類 | 講演会 |
講演者(講師) | |
イベント詳細 | 講師:野口直樹 (岡山大学惑星物質研究所) 要旨:物質の変形と流動を研究する分野をレオロジーと呼んでおり、主に実験で対象物を直接変形させることにより研究がすすめられている。そして、氷(H2O)はガリレオ衛星や太陽系外縁系天体において主要構成物であり、その塑性変形特性はそれらの氷天体内部のダイナミクスを支配している。私は氷のレオロジーについて研究しているが、氷を構成している水分子の拡散係数を実験で決定し、それに基づいて塑性変形特性を推測するという一風変わったアプローチをとっている。これにより変形実験では実現できない非常に低い応力条件での塑性変形特性を知ることができる。講演会においては、理論背景や実験方法に加えて、氷天体内部の対流条件の導出についても話したい。 |
対象 | 教職員向け 在学生向け |
使用言語 | |
キーワード | |
開催期間 | 2017年3月9日 16:30 〜 17:30 |
会場 |
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定員 | なし |
申込み方法 | 事前申込み不要 |
お問い合わせ先 |
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