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							2016年度第5回地惑教室談話会 微量元素の高精度分析法の開発と海洋化学への応用  | 
						
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| イベント種類 | 講演会 | 
| 講演者(講師) | |
| イベント詳細 | 講師:宗林由樹(京都大学) 要旨: 海洋の微量元素は,海洋生物の微量栄養塩,現代海洋のトレーサー,古海洋研究のプロキシ(代替指標)としてきわめて重要である。しかし,海洋の微量元素は,濃度が低い,共存物質が測定を妨害する,採水から測定までの間に目的元素が汚染混入するなどの理由により分析が難しかった。演者は,簡便かつ精確な新しい分析法を開発し,それらを海洋研究に応用してきた。本講演では,以下の二つの内容について詳しく述べる。(1)海水中アルミニウム,マンガン,鉄,コバルト,ニッケル,銅,亜鉛,カドミウム,鉛の多元素分析法の開発とその応用。(2)海水中銅安定同位体比分析法の開発とその応用。これらの方法は,新しいキレート樹脂NOBIAS Chelate-PA1と誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)に基づいている。その分析結果の精確さは,国際共同観測計画GEOTRACESの相互較正などを通して確証された。さまざまな元素の濃度比,および濃度と安定同位体比の情報が利用できるようになり,海洋の生物地球化学サイクルに関する理解がますます深まりつつある。  | 
						
| 対象 | 教職員向け 在学生向け | 
| 使用言語 | |
| キーワード | |
| 開催期間 | 2016年10月13日 16:00 〜 17:30 | 
| 会場 | 
							
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| 定員 | なし | 
| 申込み方法 | 事前申込み不要 | 
| お問い合わせ先 | 
							
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