氏名 | Aさん |
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学科・専攻、学年 | 物理学科情報理学コース 3年 |
留学先(国名) | ケンブリッジ大学ペンブロークカレッジ(イギリス) |
留学期間 | 令和6年8月19日 ~ 令和6年9月12日 |
ケンブリッジ大学ペンブロークカレッジ内で正規夏季コース生として英語と専門科目(自分は“Science in Cambridge”)を学ぶ。その中でイギリス文化や英語、日本とは違う価値観を全身で体感する。平日は講義を受け講義後はケンブリッジ市内で自由に過ごし、週末は学生自身で計画した旅行に行く。
イギリスという英語圏の中でも訛りがあったりいろいろな種類の英語があると感じた。ケンブリッジ大学生という実際に合うまでは想像もつかない人たちも、自分たちと同じ人間で、能力が高いことに加え、自身の所属や学んでいることに自信とプライドを持ち、それを裏付ける多くの努力をしていることが分かった。また、自分が当たり前と思っていることが現地の人にとっては違ったりと、自分の常識を疑うことの大切さを再確認した。
学問をするにあたって必要なことは膨大な学習量ということ。膨大な本を読み自分の血肉にしていくこと。ということを知った。また、様々な分野について知っていること(教養のようなもの)が豊かでより物事を多角的にとらえることにつながると実感した。
語学力に関しては3週間英語を強制的に使う環境に身を置くことでリスニング力と分からなくてもわからないと言って聞き直すメンタル力が向上した。また自分の知っている語彙で言いたいことを表現する力も向上した。
一度日本から出て、たとえ数週間でも現地の学生と同じ生活をすることで海外で過ごすということのイメージがつき、将来の進路選択やキャリア選択の中に海外へ行くという選択肢が生まれた。現地の世界最高峰の大学で学ぶ学生も同じ人間で、努力をして素晴らしい研究をしているということを知り、絶対的な努力量の大切さを実感した。また、ともに努力し学ぶ仲間の存在の大切さに気付いた。
科学ならその分野の専門用語の語彙を覚えていくことが現地でのわからないを解決してくれる。毎回調べている時間はあまりなかった。現地研修に向けて相対的でなく、自分にとってどれだけ準備をしてそこに臨めたかがその研修の満足度につながると感じた。正直どれだけ準備をしても足りず、自分が全力で臨んだという事実が大切と思った。