氏名 | Bさん |
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学科・専攻、学年 | 物理学科 3年 |
留学先(国名) | ポートランド州立大学(アメリカ合衆国) |
留学期間 | 令和4年2月14日 ~ 令和4年3月4日 |
語学力向上のため、留学をしたいと思っていたところ、実際に留学をする前にオンライン留学を試してみるように企画・国際係の方に進めていただいたのがきっかけでした。
英語を学びたかったのと、おすすめしていただいたのがポートランド州立大学であったためです。
企画・国際係さんのおかげで、ネイティブキャンプを3か月間無料で受講でき、基本的に毎日少なくとも30分は英会話をしていました。おかげで英語に対するハードルがなくなり、オンライン留学でもたくさん話すことができてよかったと感じました。
準備しておけばよかったと感じたものは特になく、先生や現地の学生さんも優しく、初心者の子でも気軽に参加できるような、雰囲気でした。
毎日、四時間の授業がありました。主に3つの授業で構成されていて、最初の2時間は、いわゆる英語の授業で、学校では習わないネイティブの人が実際に会話で使うようなフランクなフレーズや、よりネイティブな発音やアクセントのような、日本の英語の授業では学べないことばかりでした。
次の1時間は、日本人の生徒同士で自由な英会話の時間でした。基本的に自由に話す形式でしたが、前の授業でならったフレーズを使うような指示があり、復習のような時間でした。 最後の1時間は、少人数のグループでの英会話の時間でした。各グループには、現地の先生か生徒さんが1名いて、自己紹介をしたり、各々のホームタウンについて話したり、時にはゲームをしたりしました。
課題はたまにある程度で基本的にはありませんでした。たまにある宿題はアクセントや発音練習の動画を自分で撮って、提出するなどでした。 試験はありませんでしたが、最終日には全員がプレゼンテーションをしました。テーマは自分のホームタウンでした。パワーポイントを各自で作るなど、少し大変でしたが、やりがいのある課題でした。
授業以外ではあまり、ほかの生徒の子と関わる機会はありませんでしたが、毎日のフリートークの時間でたくさん話したので、仲良くなれました。最終日には30分くらい全員で日本語で話す時間があったのですが、3週間一緒に授業を受けたということもあり、みんな笑いながら話せて、とても楽しかったです。
オンライン留学中はできなかった、ネイティブキャンプを終わってすぐ受講してみましたが、語学力の向上はもちろんですが、コミュニケーション力も上がったのかなと感じました。
前までは質問に対して、答えるといったことばかりしていたのが、オンライン留学プログラムのおかげで、自分で質問することや、相槌のようなことができるようになり、より英会話らしいことができるようになった実感があります。
進路や職に関しては、特に変化はありませんでしたが、今回の機会でさらに留学をしたい気持ちが強くなりました。また、ほかの日本人の生徒の子と交流をすることで、進路についていろいろ考えている子がいることに刺激を受けました。
この経験を生かして、今年はいろいろ挑戦してみたいと感じました。
困ったことでいうとやはり、自分の伝えたいことが伝わらないことがあることです。それでも、ほかの日本人の生徒の子が手助けをしてくれたりしたので、それほど困りはしませんでした。
いま、留学がコロナで少し手が出しにくい状況だと思います。そんな状況でも、オンライン留学であるなど、英語を学べる機会はたくさんあり、今後留学を考えているなら、なおさら第一歩として勧めます。
英語を話すことは、最初はハードルが高いと思います。きれいな文章を作ることにこだわったり、無意識に難しい文章を作ったりしてしまうと思います。ですが、オンライン留学をすることで、きれいな文法を使うことも大切ですが、なによりも、伝えることが大切だと気付くと思います。いきなり、留学することもいいとは思いますが、この状況でオンライン留学に参加することは決して、無駄ではないと思いますので是非参加してみてください。