HOME > 広報 > トピックス > 2021年12月21日(火)

本学生物学科等の学部生から構成された iGEM Qdai チームが iGEM competition 2021「Silver medal」を獲得しました。

  • 2021年12月21日(火)

 本学 理学部 生物学科等の学部生から構成された iGEM Qdaiチーム (代表 生物学科 2年 本屋敷 健太、他 12 名) が iGEM competition 2021 にて Silver medal を獲得しました。iGEM (International Genetically Engineered Machine) competition は、毎年開催される世界規模の合成生物学の大会です。世界が直面している身近な問題に学生が取り組み、合成生物の可能性を広げていくとともに、その成果を発表します。参加チームは主に大学生で構成され、学際的なチームが協力し、分子生物学技術、独自の設計システム、および測定系を考案します。毎年、7,000 人近くの参加者がある世界最大規模の生物学の「ロボコン」です。去年度に引き続き、iGEM Qdai は学生から構成されたチームで iGEM に参加し、銀賞を獲得しました。

受賞者

iGEM Qdaiチーム (https://2021.igem.org/Team:Qdai/Team)

研究テーマ

Alternative to canary

研究概要

 「炭鉱のカナリア」からインスピレーションをうけ、大腸菌による有害ガスバイオセンサーの開発を目標としました。現在、高度な電子的ガスセンサーは開発されており、無人機の様なものも充実しています。しかし、レアメタルのような金属資源は、将来的な枯渇が懸念されるため、価格高騰が予期されます。私たちは値段が左右されない合成生物学的手法を用いた有機物によるガスセンサーの開発を行いました。

関連先リンク