理学府物理学専攻博士後期課程1年の宮下直人さんが、「第81回年次大会 (2026年) 日本物理学会学生優秀発表賞」を受賞しました。
この賞は、日本物理学会の年次大会において、学術的に優れた研究の口頭発表を行った学生会員に贈られるものです。若手研究者による優秀な研究発表を奨励し、大会の活性化を図ることを目的として設けられており、各研究領域における審査を通じて、優れた発表が選出されます。
今回の受賞は、宮下直人さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。
宮下 直人 (物理学専攻 博士後期課程1年)
超重核分光に向けたシリコンドリフト検出器(SDD)による短寿命核の内部転換電子測定
超重核の核構造を解明するには、励起状態のエネルギーや性質を詳細に調べることが重要である。原子核の励起エネルギーを受けて放出される内部転換電子は、これらの情報を得る有力な手がかりとなる。本研究では、超重核分光への応用に向けて、シリコンドリフト検出器(SDD)を用いた短寿命核の内部転換電子測定を行った。電子のエネルギー測定を通じて、生成数が極めて少ない超重核の核構造研究に向けた測定手法の確立を目指した。