理学府化学専攻修士課程1年の原川結登さんが、「錯体化学若手の会夏の学校2026 優秀ポスター賞」を受賞しました。
この賞は、錯体化学を研究する若手研究者の学術交流と知識向上を目的として錯体化学若手の会が主催し、錯体化学会の共催のもと毎年開催されている錯体化学分野の若手研究者や学生向けの合宿型研究交流会「錯体化学若手の会夏の学校」の2026年度開催において、ポスターの内容だけでなく、質疑応答や研究内容への理解も含めて審査をし、優れたポスター発表をした者に贈られる賞です。
今回の受賞は、原川結登さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。
原川 結登 (化学専攻 修士課程1年)
新規ヘキサNHC型Co(III)錯体の発光特性と励起状態の利用可能性
持続可能性などの観点から光機能性をもつ第一周期金属(Fe, Co, Niなど)錯体の登場が望まれている。そこで本研究では、光機能化をめざした新規ヘキサNHC型Co(III)錯体を合成した。当研究室の強みである超高速時間分解分光を利用することによって、この新規錯体の発光特性や励起状態特性について解明した。また、量子化学計算を組み合わせることによって長寿命化の要因についても考察した。