HOME > 広報 > トピックス > 2026年8月5日(水)

福岡県内の高校理科教員へのリカレント教育を実施

  • 2026年8月5日(水)

 令和8年8月3日(月)、九州大学理学部先端自然科学講演会及び福岡県高等学校理各部会夏季研修会を九州大学伊都キャンパスにて実施しました。本会は、県内の高等学校で理科を担当する教員を対象としたリカレント教育として、平成17年度から実施しており、今回は34名の高校教員が参加しました。参加者は各学科のグループ(物理・化学・生物学・地球惑星科学)に分かれ、最新の研究に関する講演を聴いた後、研究室等の施設見学を行いました。

物理学科講演
物理学科講演
地球惑星科学科子講演
地球惑星科学科子講演

 講演及び見学を通じて、最先端の研究内容と研究設備に触れていただくとともに、それらについて大学教員と直接質疑を交わすことによって、最新の科学に関する情報を共有することができました。

化学科研究室見学
化学科研究室見学
生物学科研究室見学
生物学科研究室見学

 見学後に開催した懇談会では、高校教員と大学教員が積極的にコミュニケーションを交わし、教育現場での課題や研究内容に関する質問が活発に飛び交いました。こうした時間を通じて大学・高校の相互理解が深まり、双方にとって有意義な意見交換となりました。

 高校生を対象とするイベントは数多く開催しておりますが、こうした高校関係者を対象としたイベント等、様々な切り口でのイベントの実施等も大事にして参りたいと思います。今後も引き続き、積極的に理学部へ進学する高校生や研究者の卵の育成に取り組むとともに、高校教育の充実にも貢献して参ります。

懇談会の様子1
懇談会の様子1
懇談会の様子2
懇談会の様子2

コメント

鈴木 理学部長

本年も多くの熱心な高校教員の皆様にご参加いただき、大変有意義な時間を共有することができました。講演会や研究室見学を通して理学研究の最前線に触れていただき、その内容が高校における理科教育の一助となれば、これほど嬉しいことはありません。また、懇談会では、高校の先生方から理科教育に対する熱意あふれるご意見を伺うことができました。中でも、進路指導においては生徒の純粋な知的好奇心を大切にしたい、というお考えには、基礎科学の教育に携わる者として大変心強く感じた次第です。今後とも、こうした緊密な高大連携を通じて、日本の科学を担う若い世代の育成が一層充実していくことを願っております。

山本 理学研究院等社会貢献推進委員会委員長

今年度も、高校教員を対象とした研究現場の見学会を継続して実施いたしました。高校教員の方々には、最先端の研究内容や研究設備に触れていただくとともに、大学教員との直接の質疑を通じて、最新の科学に関する理解を深めていただくことができました。懇談会では、教育現場での課題や研究内容について活発な意見交換が行われ、高校と大学の相互理解を深める貴重な機会となりました。各学科の先生方のご協力によって、本取り組みを着実に実施できていることを大変ありがたく感じています。来年度は一旦休止となりますが、再来年度には再開し、これまで培ってきた高校と大学のつながりをさらに発展させていきたいと考えています。