理学府化学専攻修士課程2年の金崎康平さんが、2026年6月22(月)〜6月24日(水)に韓国釜山にて行なわれた「29th KPPS Annual Symposium」において、「2026 Young Scientist Oral Presentation Award」を受賞しました。
この賞は、ペプチドおよびタンパク質科学の発展を目的として設立された韓国の学術団体「韓国ペプチド・タンパク質学会 (Korean Peptide and Protein Society, KPPS)」が主催する年次シンポジウムにおいて、若手研究者による口頭発表の中から特に優秀な発表者に授与されるもので、研究内容の独創性、発表の質、および質疑応答への対応を総合的に審査した上で選出されます。
今回の受賞は、金崎康平さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。
金崎 康平 (化学専攻 修士課程2年)
High-Sensitivity Androgen Receptor Reporter Gene Assay to Discover Novel Endocrine Disruptors
本研究では、有害環境化学物質ビスフェノールAの代替として普及が進む新世代ビスフェノール類の、男性ホルモン受容体に対するリスク解明のために、新たに独自のアンドロゲン応答配列を設計し、ノイズを極限まで抑えた高感度レポーター遺伝子試験系を構築した。この新システムを用いて化合物ライブラリを網羅的にスクリーニングした結果、ARの活性を強力に阻害する複数の新奇阻害剤の同定に成功した。さらに、ドッキングシミュレーションによりこれらの化合物の結合モードを明らかにした。