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岸本悠佑さんが第62回化学関連支部合同九州大会において「優秀ポスター賞」を受賞しました。

  • 2026年4月9日(木)

 2025年7月に北九州国際会議場で開催された、九州地区の8つの化学系学協会支部が合同で開催する大規模な化学研究発表会である第62回化学関連支部合同九州大会において、大学院理学府化学専攻修士課程2年(受賞当時)の岸本悠佑さんが「優秀ポスター賞」を受賞しました。

 今回の受賞は、岸本悠佑さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。

受賞者

岸本 悠佑 (受賞当時:大学院理学府化学専攻 修士課程2年)

研究テーマ

単核 Cr(V) 錯体を基盤とする分子 Qubit の開発

研究概要

近年、更なる技術革新のため、量子的な特徴である”重ね合わせ状態”を用いた量子ビット(Qubit) 開発がホットである。中でも電子スピンの↑と↓の二準位系を扱うSpin Qubitは、容易にその状態を達成できる。我々は、多彩な分子設計が可能な常磁性金属錯体に着目し、S = 1/2 のCr (V)のスピン緩和特性を調査した。その結果、従来のSpin Qubitには性能向上のためスピン希釈が必要となるが、本Cr 錯体は、その必要がない優れた緩和特性が観測された。