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本田瑛之さんが錯体化学会第75回討論会「学生講演賞」および、OP2025「Poster Award」を受賞しました。

  • 2026年3月26日(木)

 大学院理学府化学専攻博士課程2年の本田瑛之さんが、2025年9月に長崎大学で開催された「錯体化学会 第75回討論会」において行った研究発表で「学生講演賞」を、同じく2025年9月に福岡で開催された「The 15th International Conference on Optical Probes of Organic and Hybrid Semiconductors (OP2025)」において行った研究発表で、「Poster Award」を受賞しました。この2つの賞は、若手研究者や学生による優れた研究発表を奨励し、研究発表技術の向上を目指すために設けられた賞で、特に優れた発表を表彰するものです。

 今回の受賞は、本田さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。

受賞者

本田 瑛之 (大学院理学府 化学専攻博士課程2年)

錯体化学会 第75回討論会「学生講演賞」研究テーマ

Synthesis of Fe(II) Complexes Bearing Novel Isocyanide Ligands and Investigation of Excited-State Dynamics by Ultrafast Spectroscopy

錯体化学会 第75回討論会「学生講演賞」研究概要

鉄という身近で安価な金属にイソシアニドという特殊な分子を組み合わせた金属錯体を合成し、光を当てたときに生じる励起状態と呼ばれるものの性質を調べています。通常は極めて短寿命な鉄錯体の励起状態を、今回は分子設計の工夫によって大きく長寿命化することに成功しました。今後はその仕組みをさらに詳しく理解しながら改良を重ね、実用的なレベルの光特性をもつ材料へ発展させることを目指しています。

OP2025「Poster Award」研究テーマ

Synthesis and Ultrafast Excited-State Dynamics of Luminescent Isocyanide Iron(II) Complexes

OP2025「Poster Award」研究概要

鉄という身近な金属にイソシアニドという分子を組み合わせ、光を当てたときに生じる励起状態の性質について調べています。通常は極めて短寿命な鉄の励起状態を、今回は分子設計の工夫によって大きく長寿命化することに成功しました。さらに、時間分解赤外分光と呼ばれる特殊な測定法を用いて、そのときの分子の動きや電子状態などの物性を詳しく調べました。得られたデータを基に、さらなる工夫を重ねていきます。