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谷口彰さんが「The 34th Workshop on General Relativity and Gravitation in Japan (JGRG34) Outstanding Presentation Award Gold Prize」を受賞しました。

  • 2026年1月30日(金)

 大学院理学府物理学専攻博士課程1年の谷口彰さんが2026年1月に京都大学で開催された「The 34th Workshop on General Relativity and Gravitation in Japan (JGRG34)」において行った研究発表で、「Outstanding Presentation Award Gold Prize」を受賞しました。この賞は、大学院生、若手博士研究員による優れた研究発表を奨励し、研究発表技術の向上を目指すために設けられた賞で、対象は「The 34th Workshop on General Relativity and Gravitation in Japan (JGRG34)において発表者として研究発表を行う大学院生、若手博士研究員」です。

 今回の受賞は、谷口さんの研究内容と発表技術が高く評価されたことを示すものであり、今後の研究活動への大きな励みとなることが期待されます。

受賞者

谷口 彰 (大学院理学府物理学専攻 博士課程1年)

研究テーマ

Quantum nature of gravitational waves from binary black holes and its applications to cosmology

研究概要

重力の量子的性質を理解することは、現代物理学の重要な課題である。本研究は、現在観測されている連星ブラックホール起源の重力波を量子論の枠組みで解析した。その結果、この重力波がコヒーレント状態(古典的な状態に対応する状態)の記述によって十分に捉えられることを明らかにした。同時に、完全なコヒーレント状態からの微小なずれ(スクイージング)の大きさが約10^-4であると見積もった。この値は、連星系からの重力波における量子重力効果を探る将来の実験において重要な目標となる。

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