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台湾の大学と九州大学によるUAAT-KOOUプロジェクトに関する研究会を実施しました。

  • 2025年9月19日(金)

 理学研究院の木村崇教授と中村祥子准教授、およびシステム情報科学研究院の湯浅博美教授の研究室は、国立台湾師範大学(NTNU)のYann-Wen Lan教授を代表とする台湾側チームと連携し、UAAT-KOOU プロジェクト“Spin-valleytronics based on low dimensional materials”を共同で推進しております。プロジェクトの円滑な遂行に向け、双方の進捗共有と共同研究の一層の加速を目的として、6月9日~11日に、本学伊都キャンパスにおいて研究会を開催いたしました。

 期間中、NTNU・国立台湾大学・国立陽明交通大学の教員と大学院生、計18名が来訪し、各研究班からの進捗報告、今後の研究計画のすり合わせ、および研究設備の見学を行いました。会議の合間には、本学教員が担当する実験施設をご案内し、測定プロトコルやサンプル移送の手順を含む具体的な共同利用の枠組みについて意見交換を実施いたしました。

 さらに9月3日~5日には、本学から教員3名・大学院生3名がNTNUを訪問し、相互にプロジェクトの進捗を確認するとともに、NTNU の研究設備・試作環境を見学いたしました。滞在中は、データ共有の標準化、試料提供と測定のタイムライン調整、学生の短期派遣・インターンシップ計画など、今後の交流計画について実務的かつ踏み込んだ議論を行い、共同研究の推進体制を一段と強化いたしました。

九州大学理学研究院(伊都キャンパス)

集合写真
集合写真
研究会の様子
研究会の様子

国立台湾師範大学理学院

研究会の様子
研究会の様子
集合写真
集合写真

※ 本件についての詳細は以下をご覧ください。

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