大学院理学府 化学専攻 修士課程 1 年の宮﨑 加奈子さんが IAEA「Marie Skłodowska–Curie Fellowship Programme」に採用されました。これは、先駆的な物理学者であり、ノーベル賞を 2 度受賞したマリー・キュリーにちなんで名づけられた奨学支援制度です。原子力分野でのキャリアを目指す女子学生を奨励することを目的としており、意欲の高い女子学生に修士課程への奨学金と、IAEA が推進するインターンシップの機会を提供しています。今年度は 760 名の応募があり、そのうち 200 名が採用されました。日本人の採用者は 6 名となっています。
宮﨑 加奈子 (大学院理学府 化学専攻 修士課程 1 年)
原子力発電所事故後の環境影響に関する研究
これまで福島県で採取された環境試料から単離された高濃度放射性セシウム含有微粒子 (CsMP) の電子顕微鏡観察による環境中の放射性 Cs の存在形態を明らかにする研究に取り組んできました。今後も原子力発電所事故後の環境影響に関する研究に取り組んでいきます。