大学院理学府 物理学専攻 実験核物理研究室 修士課程 1 年の宮下 直人さんが第 13 回停止・低速 RI ビームを用いた核分光研究会 (SSRI 研究会)「13th SSRI CERTIFICATE」を受賞しました。この賞は、2025 年 2 月 20 日から 21 日にかけて開催された第 13 回 SSRI 研究会における優秀なポスター発表に対して贈られます。
宮下 直人 (大学院理学府 物理学専攻 修士課程 1 年)
超重元素探索のための MCP–ToF 検出器の性能向上
我々は、長寿命の超重核が存在する「安定の島」と呼ばれる領域の探索に向け、超重核の合成手法の研究や検出器の開発を行っている。本研究では、超重核合成実験や低エネルギー重イオンを用いた実験において、飛行時間の測定に一般的に用いられる MCP 型飛行時間検出器 (MCP–ToF) の性能向上を目指し、シミュレーションや性能向上に必要な改良を行なった。