大学院理学研究院 物理学部門の多羅間 充輔 助教が日本物理学会「第 19 回 (2025年) 若手奨励賞 (領域 12)」を受賞しました。この賞は、優れた研究を行い、領域 12 を支える研究者として将来性が期待できる 40 歳以下の若手研究者に対し贈られます。
多羅間 充輔 (大学院理学研究院 物理学部門 助教)
細胞運動と組織形成のアクティブダイナミクス
多羅間氏は、細胞運動や組織形成に対するモデル化による理論的研究を行っている。特に細胞骨格の構造形成に関しては、実験研究者との共同研究によって実験結果の定量的再現と物理的描像の解明に成功している。細胞運動に関する研究も興味深く、研究者としての将来性が期待できる。以上の理由により、同氏を若手奨励賞候補者として選考した。