大学院理学研究院 生物科学部門の藤木幸夫 名誉教授が令和6年秋の瑞宝中綬章を受章しました。瑞宝章は、日本の勲章の一つで、公務などに長年にわたり従事し、成績を挙げた人物に、授与される勲章です。受章者は、その卓越した業績と社会への貢献が広く認められたことを示しています。
藤木名誉教授は、長年にわたって、生化学、細胞生物学、分子生物学分野の教育・研究に努め、特に致死性かつ原因不明の先天性代謝異常症として知られていたペルオキシソーム欠損症の原因遺伝子を網羅的に解明するなど、世界的競争のもと独創的な研究成果を発信するとともに、数多くの優れた人材を育成してこられました。また、教育・研究の発展のみならず、本学の管理運営においても多大な貢献を果たされたことが高く評価されました。
藤木 幸夫 (大学院理学研究院 生物科学部門 名誉教授)