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永山 勇志さんが日本地球惑星科学連合 2024 年大会「学生優秀発表賞」を受賞しました。

  • 2024年10月28日(月)

 大学院理学府 地球惑星科学専攻 修士課程 1 年の永山 勇志さんが日本地球惑星科学連合 2024 年大会「学生優秀発表賞」(固体地球科学セクション) を受賞しました。この賞は、学生による優れた研究発表を奨励し、研究発表技術の向上を目指すことを目的として、日本地球惑星科学連合大会において優秀な発表を行った学生を表彰するものです。

受賞者

永山 勇志 (大学院理学府 地球惑星科学専攻 修士課程 1 年)

研究テーマ

地震データと GNSS データの解析でみる日奈久断層帯の応力場・歪み速度場の特徴

研究概要

 2016 年熊本地震で大きな破壊が生じておらず、将来大地震が発生する可能性を有する日奈久断層帯南部の応力・変形状態を調査するため、地震データと測地 (GNSS) データを用いて対象領域の応力場と歪み速度場を推定した。推定の結果、先行研究で報告されていた日奈久断層帯周辺の応力場の空間不均質性や応力場と歪み速度場が異なる特徴を示す領域がより詳細に確認され、また熊本地震前後で両者の場の特徴が変化している領域があることも確認された。

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