九州大学 大学院理学研究院では、地球惑星科学部門の中島 健介 准教授らを中心に、福岡市主要部の公民館など 45 ヶ所に高感度のセンサを設置して、高密度・高頻度観測により「インフラサウンド」をとらえ、ゲリラ豪雨や竜巻などの局地的・突発的な災害事象の検知を目指す実証実験を行います。
インフラサウンドとは、周期 20 分の 1 秒から数百秒程度までのゆっくりした僅かな気圧変動で、積乱雲・雷雨・竜巻などの激しい気象現象や、地震・津波・山崩れ・雪崩などの災害事象に伴って発生します。
この研究は情報通信研究機構 (NICT) 委託研究の一環で、福岡市実証実験フルサポート事業に採択され、福岡市役所、各公民館の協力のもとに実施します。研究成果を災害軽減に効果的に活用し、地域の安心・安全に貢献することを目指します。
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