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立田 教授らの研究成果が 2022 年農業技術 10 大ニュースに選定されました。

  • 2023年1月23日(月)

 大学院理学研究院 生物科学部門の立田 晴記 教授らの研究成果が 2022 年農業技術 10 大ニュースに選定されました。これは、農林水産技術会議にて、この 1 年間に新聞記事となった民間企業、大学、公立試験研究機関及び国立研究開発法人の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果 10 課題を農業技術クラブ (農業関係専門紙・誌など 30 社加盟) の加盟会員による投票を得て選定されるものです。

受賞者

立田 晴記 (大学院理学研究院 生物科学部門 教授)

研究テーマ

振動による害虫防除と栽培へのダブル効果! – 化学農薬に依存しない新たな技術の実用化へ –

研究概要

 立田晴記教授らが参画している振動農業技術コンソーシアムは、トマトの株に振動を与えて害虫のコナジラミ類を防除する技術を開発しました。振動には害虫の発生抑制に加えて、トマトの授粉を促進する効果があります。トマトの化学農薬の低減とともに、安定生産への貢献が期待されます。なお本研究は生研支援センター・イノベーション創出強化研究推進事業により支援を受けている、振動農業技術コンソーシアム (電気通信大学、森林総合研究所ほか 10 機関) による共同成果です。

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