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丸石 崇史さんが 2021 年度日本火山学会「学生優秀発表賞」を受賞しました。

  • 2021年12月6日(月)

 大学院理学府 地球惑星科学専攻 博士後期課程 3 年の丸石 崇史さんが 2021 年度日本火山学会「学生優秀発表賞」を受賞しました。この賞は、秋季大会の学生による口頭発表 22 件とポスター発表 15 件が選考の対象となりました。48 名の学会員からなる選考委員の採点結果をもとに、各賞選考委員会が授賞候補者の選考を行い、2021 年度第 6 回理事会において授賞者が決定しました。

受賞者

丸石 崇史 (大学院理学府 地球惑星科学専攻 博士後期課程 3 年)

研究テーマ

浮力による気泡の変形と合体の理論的研究

研究概要

 マグマなどの粘性液体中を浮上する気泡たちは、流れの影響によって球から楕円体に引き伸ばされ、互いに近づく向きに運動することが報告されていました。本研究では、流体力学にもとづいて気泡間の相互作用を定式化して、2個の気泡がどのように変形・接近するかを明らかにしました。その結果、玄武岩質マグマからなる火山噴火において、変形の効果によって気泡が急速に合体する可能性を示しました。

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