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岡崎 准教授、奈良岡 教授らの研究グループが「はやぶさ2」の初期分析チームとして 2021 年 6 月より試料の分析を開始します。

  • 2021年5月14日(金)

発表のポイント

  • 「はやぶさ 2」初期分析チームは 2021 年 6 月より、地球帰還カプセル内部の粒子分析を開始する (一年間)。
  • 初期分析チームには 14 カ国、109 の大学と研究機関、269 名が参加予定である。
  • 初期分析チームは研究対象や手法の異なる 6 つのチームで構成される。

発表概要

 小惑星探査機「はやぶさ 2」は 2020 年 12 月に小惑星リュウグウから帰還し、サンプルリターンに成功した。サンプルコンテナの内部の粒子は、本年 6 月以降、「はやぶさ 2」プロジェクト初期分析チームが一年間、分析を行い、プロジェクトの科学目標である太陽系の起源と進化、地球の海や生命の原材料物質に関する成果をあげることをめざす。

 初期分析チームは、化学分析、石の物質分析、砂の物質分析、揮発性成分分析 (チームリーダー: 九州大学 大学院理学研究院 地球惑星科学部門 岡崎 隆司 准教授)、固体有機物分析、可溶性有機物分析 (チームリーダー: 九州大学 大学院理学研究院 地球惑星科学部門 奈良岡 浩 教授) の 6 つのチームから構成され、14 カ国、109 の大学と研究機関、269 名が参加予定である。

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