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植松 助教が「第 5 回 福井謙一奨励賞」を受賞しました。

  • 2021年1月13日(水)

 大学院理学研究院 物理学部門の植松 祐輝 助教が、「第 5 回 福井謙一奨励賞」を受賞しました。この賞に名が冠された福井 謙一 博士は、京都大学工学部の教授であった 1981 年に「化学反応過程の理論的研究」でノーベル化学賞を日本人で初めて受賞されました。化学の将来の発展のために若手研究者の育成の大切さを説いておられた福井博士の遺志を汲み、京都大学福井謙一記念研究センターでは、福井謙一奨励賞を設け、基礎化学・理論化学の分野で顕著な研究業績を挙げ、今後も対象分野で中心的な役割が期待される、大学・研究機関等に所属する満 32 歳以下の研究者 (大学院生含む) を 1 名顕彰しています。

受賞者

植松 祐輝 (大学院理学研究院 物理学部門 助教)

研究テーマ

水の界面物性計算理論の構築と疎水性界面における帯電メカニズムの解明

研究概要

 水の疎水性界面が、なぜ帯電するのかという問題に取り組み、表面電荷の正体が自然に混入した負の電荷を持つ不純物であるという結論を得ました。また、溶液界面の表面張力、電気伝導率、電気泳動、 静電容量などの各種界面物性を解析的に計算する理論的枠組みを構築し、理論化学の一分野を開拓しました[1]

 [1] YU et al., Curr. Opin. Electrochem. 3, 166-173 (2019).

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