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諸岡 和也さんが日本原子力学会九州支部第39回研究発表講演会「学生・若手研究者奨励賞」を受賞しました。

  • 2020年12月15日(火)

 大学院理学府 化学専攻 修士課程 2 年の諸岡 和也さんが日本原子力学会 九州支部 第 39 回研究発表講演会「学生・若手研究者奨励賞」を受賞しました。この賞は、日本原子力学会 九州支部 第39回研究発表講演会において口頭発表を行った学生、及び若手研究者の中から、優秀な発表を行った2名程度が選ばれます。今年度は15名の発表のうち3名が審査により選ばれました。

受賞者

諸岡 和也 (大学院理学府 化学専攻 修士課程 2 年)

研究テーマ

福島原発から放出された放射性 Cs の移行挙動や環境動態に関する研究

研究概要

 福島第一原子力発電所 1 号機から放出された超高放射性 Cs 含有微粒子 (SR1P) の単離に成功した。組成、構造の精密分析により、SR1P の基本的な化学・物理形態の情報を提供した。また、この粒子はガラス様炭素の外縁部に建屋内建造物由来の微粒子が埋め込まれた構造を呈しており、水素爆発発生の瞬間の建屋内の浮遊物粒子組成を示唆すると考えられる。

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