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岡崎 准教授らの研究グループが分析した「習志野隕石」が国際隕石学会に登録されました。

  • 2020年11月16日(月)

 独立行政法人 国立科学博物館 米田 成一 理化学グループ長、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 山口 亮 准教授、竹之内 惇志 JSPS 特別研究員、国立大学法人 九州大学 岡崎 隆司 准教授は、7 月 2 日に千葉県習志野市と船橋市に落下した隕石を分析し、分類を H5 普通コンドライト (球粒隕石) と確定しました。また、この隕石は 11 月 1 日、国際隕石学会に「習志野隕石 (Narashino)」として登録されました。

概要

  • 2020 年 7 月 2 日 (木) 午前 2 時 32 分、関東地方上空に大火球が流れ、千葉県習志野市と船橋市に隕石が落下した。
  • 宇宙線生成核種からのガンマ線を検出し隕石であることを確認した。
  • 鉱物組成の分析などにより、分類を H5 普通コンドライト (球粒隕石) と確定した。
  • 国際隕石学会に「習志野隕石 (Narashino)」として登録された。

隕石の公開

 11 月 10 日 (火) より 12 月 13 日 (日) まで国立科学博物館において「科博ニュース展示」として、隕石の一部小片を隕石が衝突した瓦の一部などとともに公開しています。また、千葉県立中央博物館でも別の小片が同時に展示・公開されています。

研究サポート

 本研究は、国文学研究資料館・歴史的典籍 NW 事業の異分野融合共同研究プロジェクト (星石 4D プロジェクト)、国立極地研究所プロジェクト研究費 (KP307)、国立科学博物館基盤研究の支援を受けて実施されました。

※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下をご覧ください。

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