大学院理学府 化学専攻 修士課程 2 年の千口 圭介さんが Okinawa Colloids 2019 にて「Best Poster Award」を受賞しました。
2019 年のコロイドおよび界面化学討論会は 70 回目の開催となることを記念し、国際学会 ”OKINAWA COLLOIDS 2019” として行われました。その中で行われたポスター発表において、各分野で優秀なポスターに賞が贈られました。千口さんは ”Foams/Bubbles/Emulsions and Microemulsions” の分野において獲得しました。
千口 圭介 (大学院理学府 化学専攻 修士課程 2 年)
Effect of line tension on physical properties of Pickering emulsion
粒子によって安定化されたピッカリングエマルションに働く線張力の効果と粒子サイズ依存性について研究を行った。水－ルチジンー親水性シリカの系では負の線張力により、サイズの小さな粒子ほどピッカリングエマルションを安定化することができることが確認された。このようなピッカリングエマルションの物性の粒子サイズ依存性は、温度応答性のカプセルや化粧品への応用が期待できる。