大学院理学府地球惑星科学専攻修士課程 2 年の林田 祐人さんが日本地球惑星科学連合 2019 年大会「学生優秀発表賞」を受賞しました。
この賞は、日本地球惑星科学連合 2019 年大会において、優秀な発表を行った学生を表彰するものです。
林田 祐人 (大学院理学府 地球惑星科学専攻 修士課程 2 年)
Non-double couple micro-earthquakes in the focal area of the 2000 Western Tottori earthquake (M7.3) by “0.1 manten” hyper dense seismic observation
私たちは 2000 年に発生した鳥取県西部地震震源領域に約 1000 点の地震計を設置し、2017 年 3 月から約 1 年間観測を行った。発生した地震のイベントについて、tensile crack や複数破壊などを考慮してメカニズム解を推定した結果、非ダブルカップル型の成分を推定することができた。さらに、その成分の空間分布を明らかにし、本震断層のすべり分布と地震発生の深さに関係があることが分かった。