2018年8月4日(土)に伊都キャンパスにて、平成30年度九州大学オープンキャンパス(理学部)を開催しました。猛暑にもかかわらず、九州内外から多数の高校生や保護者の方にお越しいただきました。
学科紹介、講演会、研究内容のポスター展示、研究室見学などの企画を各学科ごとに行いました。体験型のイベントや在学生と直に話ができるイベントなど、どの催しにも工夫が凝らされており、理学部の魅力があふれたオープンキャンパスとなりました。
本ページでは、各学科のオープンキャンパスの様子を写真で紹介いたします。
物理学科では、各研究室のポスター発表がまず行われました。その後、講義室にて学科の紹介と各分野の研究紹介がありました。研究紹介では、若手教員や大学院生の研究生活がわかりやすく語られていました。午後からは、希望する研究室や実験施設を見学するツアーが開催され、大学院生から研究内容を直接聞くことができました。
化学科では、学科紹介や講演会、入試説明を午前中に行いました。午後からは、ポスター展示による各研究室の紹介が行われました。参加者はポスター展示で興味を持った研究室を見学できるようになっており、複数の研究室を自由に訪問することができました。訪れた研究室では教員や大学院生と気軽に話せて、研究や大学生活などの様々な話を聞くことができました。
地球惑星科学科では学科紹介や講演会があり、各研究室を紹介するビデオが上映されました。また、研究室ごとにパネルや実演ブースが設けられていました。参加者が研究内容を楽しく学べるようにと、鉱石を直に触れるブースや簡単な実験を体験できるブースが設置されていました。
数学科では、まず数理学研究院長による挨拶がありました。その後、60分または90分の模擬講義・模擬セミナーを午前と午後に行いました。どの講義・セミナーにも多数の方が参加しており、大学での講義を体験することができました。
生物学科では、午前中に学科の紹介や入試の説明を行いました。また、教員による研究成果の紹介も行われました。午後からは研究室を見学できるようになっており、参加者は興味をもった研究室を訪れて教員や大学院生と交流していました。各研究室では体験型の講義や実験のデモンストレーションを実施していました。
うだるような暑さにも関わらず、多くの方にご来場いただきました。熱中症などへの対策として救護室が用意されており、安心してキャンパスをまわることができました。キャンパスの入り口付近では、今年度から設置される共創学部の資料が配付されていました。昼食の時間には女子高校生と理学部女性教員との懇談会が開かれ、理系に進学するうえでの疑問などを尋ねることができました。また、同時刻に高校教諭と理学部教員との懇談会も開かれており、積極的な意見交換が行われていました。