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羽田野仁喜さんが「第6回トランスグルタミナーゼ研究会&日本ポリアミン学会合同学術集会 優秀賞」を受賞しました。

  • 2016年10月12日(水)

 大学院システム生命科学府 一貫性博士課程2年の羽田野 仁喜さんが「第6回トランスグルタミナーゼ研究会&日本ポリアミン学会合同学術集会 優秀賞」を受賞しました。

受賞者

羽田野 仁喜 (大学院システム生命科学府 一貫性博士課程2年)

研究テーマ

 ショウジョウバエトランスグルタミナーゼの細菌感染依存的な細胞外分泌機構

研究概要

 トランスグルタミナーゼ(TG)は、タンパク質の架橋を触媒する酵素である。TGは細胞の内外で様々な生理現象に関与しているが、細胞外分泌シグナルを有しておらず、詳細な分泌経路は不明であった。本研究では、ショウジョウバエに存在する2種類のTGアイソフォームのうち、TG-Aは脂質修飾を受けることで、細菌感染に応答し細胞外へ分泌されることが明らかになった。また分泌のきっかけとなる細菌由来の成分を特定した。

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