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小林さんが「第20回日本エンドトキシン・自然免疫研究会奨励賞 優秀賞」を受賞しました。

  • 2014年12月10日(水)

 大学院システム生命科学府の小林 雄毅さんが「第20回日本エンドトキシン・自然免疫研究会奨励賞 優秀賞」を受賞しました。本賞はエンドトキシン研究に関する学術及び技術の進歩に貢献したと認められる学術、および技術の業績により授与されるもので、小林さんは、受賞候補者(40歳未満)の研究会での研究発表が評価されたたことにより今回の受賞となりました。

受賞者

小林 雄毅 (大学院システム生命科学府 一貫性博士課程5年)
「カブトガニ体液凝固因子factor CのLPSを介したfactor Bの活性化」

研究概要

 カブトガニ体液凝固因子factor CはLPSによって活性化し、factor Bを活性化する。しかし、キモトリプシンによるLPS非依存的に活性化したfactor Cは、factor Bを活性化しなかった。また、factor Bが、factor Cに次ぐ第二のLPS結合性セリンプロテアーゼ前駆体であることを明らかにした。以上のことから、factor CはLPS上でfactor Bの活性化を行うことが重要であると結論付けた。

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