大学院理学部物理学専攻の中村 有花さんが「Julich Soft Matter Days 2014, Nature Physics Poster Prize」受賞しました。
本賞はドイツで行われた国際会議、Julich Soft Matter Days 2014において、優秀なポスター発表を行った者に授与されます。
中村 有花 (大学院理学府物理学部門 博士後期課程3年)
「Effects of solvation structure on a large-particle diffusion」
多成分溶液中での溶質の拡散について、溶媒の密度分布の効果を考慮しながら拡散係数を計算する方法を定式化した。その結果、剛体球からなる2成分溶媒中を大きな溶質が拡散するときに、流体力学のストークス・アインシュタイン則が大きく破れることを明らかにした。