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久保准教授らが超高密度のシリカがなぜ月や火星起源の隕石中に存在するのかを明らかにしました。

  • 2015年5月13日(水)

 九州大学大学院理学研究院の久保 友明(くぼ ともあき)准教授と加藤 工(かとう たくみ)教授は、公益財団法人高輝度光科学研究センターの肥後 祐司(ひご ゆうじ)研究員、舟越 賢一(ふなこし けんいち)客員研究員らとの共同研究で、シリカ(SiO2)の超高圧相であるザイフェルタイトが従来予想されていたよりも非常に低い圧力で形成されることを世界で初めて明らかにしました。この知見は、これまで謎であった月や火星起源の隕石中に何故ザイフェルタイトが存在するのかという問題を解明するだけでなく、太陽系内の天体衝突条件を探る上でも新たな指標となる重要な発見です。

 本研究成果は、2015年5月8日(金)に、米国国際学術誌『Science Advances』に掲載されました。

※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下の九州大学プレスリリースをご覧ください。

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