HOME > 教育・学生生活 > ポリシー > カリキュラムポリシー(学部) > 国際理学コースのカリキュラムポリシー

国際理学コースのカリキュラムポリシー

各学科共通

 低年次では、基幹教育において、各学問分野に共通して、外国語の習得をはじめ、幅広い教養の涵養を目的とする科目のほか、理系の基礎科目(理系ディシプリン科目)、情報処理科目を学びます。専門とする学問分野の科目については、学科ごとに以下に示すように学習します。

 なお、自らの学問分野の科目に加えて、学問分野の特性によっては、広く他の分野の科目を履修することもできます。

 これに加え、英語の運用能力と英語による情報の受信・成果の発信・科学的議論の能力を身につけるため、コース共通で、英語による教養科学、科学英語、国際コミュニケーション等を学びます。

物理学科(物理学)

  • 1年次においては、基幹教育科目を中心に、物理・数学の基礎学力を養うとともに、最先端の現代物理学および情報理学を概観します。
  • 2年次には現代物理学の基礎となる主要科目(力学、電磁気学、量子力学、統計力学)を学習します。
  • 3年次には、主要科目からの発展科目を学習し、また物理学、化学、生物学、地球惑星科学についての実験科目を学習して、理論と実験の関連性について広い知識を涵養します。
  • 4年次には、最先端の物理学を学習し、現代の問題について物理学特別研究を実施します。

物理学科(情報理学)

  • 1年次においては、基幹教育科目を中心に、物理・数学の基礎学力を養うとともに、最先端の現代物理学および情報理学を概観します。
  • 2年次においては、情報理学の入門的な科目の他、情報理学を深く学ぶために必要な数学として、代数、論理、統計、解析を学びます。これらの科目には、内容の理解を深めるための演習科目が設けられています。
  • 3年次においては、計算理論、アルゴリズム理論に関する科目と、種々の応用分野の基本的事項を涵養するための科目をバランスよく学びます。
    (アルゴリズムの実装能力を修得するため、1年次から3年次の前後期を通して、プログラミングの演習科目が1つずつ配置されています。)
  • 4年次においては、研究室に配属され、情報理学の最先端のテーマについて研究(情報科学特別研究)を行います。

化学科

  • 1年次には、基幹教育科目を中心に、化学の基礎学力を養います。
  • 2年次と3年次の専攻教育では、2年次に化学の基礎知識、3年次に発展的な知識に関する講義を受け、並行して学生実験を履修します。これらの講義・実験で、無機化合物、有機化合物、高分子化合物、生体物質など広範囲の物質群を取り扱い、構造と性質、さらに反応と合成について学びます。
  • 4年次には、研究室に所属して化学特別研究を行います。最先端の研究に触れて化学現象に対する理解力・洞察力を養い、学術論文の読解力、研究成果の説明能力など専門技能を訓練します。また、社会の中で化学が果たす役割に触れ、人類社会に貢献する意識を養います。

地球惑星科学

  • 1年次においては、幅広く地球惑星科学の基礎となる科学の素養を身につけます。
  • 2年次前期においては、地球惑星科学に関する導入的な科目を学びます。
  • 2年次後期から3年次においては、地球惑星科学の諸分野をより深く学びます。そのために必要な物理や数学を段階的にレベルアップしながら学びます。実践を通して学ぶために、いくつかの実験科目を主要科目と位置付けています。さらに、演習や野外実習により学習を効果的に行っています。
  • 4年次においては、研究室に所属して地球惑星科学特別研究を行います。観測や野外調査、実験、シミュレーション等を通して、地球惑星科学における先端的研究を経験するとともに、議論・成果発表を通して、主体性・応用力・発信性を身につけます。

数学科

  • 1年次では、基幹教育の一部として微分積分学、線形代数学を学びます。そのほか、高学年次の数学に必要な基礎力を養うための数学基礎も開講されます。
  • 2年次では、高年次に開講される数学の専門課程を学ぶために、数学の全分野に共通する発展的事項を学びます。
  • 3年次では、純粋数学及び応用数学の専門分野の学習が始まります。主要な講義科目には、内容の理解を深めるため演習の時間が設けられています。
  • 3年次後期の少人数セミナー及び4年次での数理学講究では、興味のあるテーマ・話題についてセミナー形式で学びます。教員による個人指導のもと、学生自らが数学を能動的に学習・研究する力を育成します。

生物学科

  • 1年次には、基幹教育科目を中心に、基礎的な生物学を学びます。
  • 2年次には、講義だけでなく、実験や演習、実習等を通じて、生物学を学びます。
  • 3年次には、各自の選択により、発展的科目を選んで履修し、進んだ生物学を身につけます。
  • 4年次には、研究室に配属されて生物学特別研究を行います。各自研究テーマを選んで、実験や野外調査、数理モデリングなどを通じて研究遂行の経験をします。関連文献を読み、セミナーや演習から新しい情報を得て研究上の困難を克服し、意見を交換する技術を身につけます。最終的には研究成果を卒業論文としてまとめ、口頭発表を行います。これら一連の経験は講義を聴講するとは格段に異なる学びであり、生物学特別研究は主要な科目となっています。