平成29年6月2日、西日本新聞社の特別企画で小学生3人が子ども記者として物理学部門の森田教授を取材しました。
子ども記者たちは、森田教授の30番目の元素である亜鉛と83番目の元素であるビスマスを衝突させて113番目の新しい元素を合成し、その元素にニホニウムという名前をつけたという話に熱心に耳を傾けていました。子ども記者から「ニホニウム発見まで何年くらいかかりましたか?」、「ニホニウムと別の元素をぶつけて新しい元素をつくろうと思いましたか?」、「ニホニウムを発見したとき自分自身のことをすごいと思いましたか?」といった数々の質問があり、森田教授は「(ニホニウムを発見したとき)自分はちょっとすごいかもしれないと思った」等の回答で子ども記者を和ませていました。
最後に森田教授から子ども記者へ「まず興味のあることを見つけて、見つけたらそれを一生懸命に突き詰めていってください。そして、好奇心をいつまでも持ち続けてください」というメッセージがありました。
今回の取材内容は、西日本新聞夏休み特別版として平成29年7月6日に福岡県内全小学校3・4・5・6年生全員に学校を通じて配布される予定です。