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佐方教授らが受精卵の分裂開始の分子メカニズムを解明しました。

  • 2014年4月30日(水)

 九州大学大学院理学研究院の佐方功幸教授、システム生命科学府博士課程3年生の迫洸佑さんらの研究グループは、脊椎動物受精卵の細胞分裂開始の仕組みを分子レベルで初めて解明しました。脊椎動物の未受精卵は受精を待つために第二減数分裂中期で分裂を一時停止していますが、受精によってその停止が解除され、細胞分裂を開始します。今回、この分裂停止解除/分裂開始の機構解明に成功しました。本研究成果は、不妊の新しい診断や治療法の開発につながるものと期待されます。

 本研究成果は、2014年4月28日(月)午後6時(日本時間)に、Nature姉妹誌のオンラインジャーナル『Nature Communications』に掲載されました。

※本件についての詳細およびお問い合わせ先は以下の九州大学プレスリリースをご覧ください。

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