豊村 凌佐さん

システム生命科学府 一貫制博士課程2年
生物学科 卒業

筑陽学園高等学校 卒業

ーそれぞれの分野に進もうと思ったきっかけを紹介してください。

高校時代、アマゾンの森林火災の問題をニュースで目にしたことが植物学に興味を持ったきっかけです。理学部生物学科に入学してからは、動けない中でも環境に精密に適応していく植物のメカニズムに更に面白さを感じ、現在在籍している研究室を選びました。

ー大学に入ってからの日常生活の変化を聞かせてください。

時間の使い方が自由になったことが最も変化した部分だと感じます。やるべきこと・それに取り組む時間が与えられていた高校時代とは異なり、大学入学以降は基本的に自分で生活・行動をデザインする必要がありました。自由になって楽しかった反面、「何をしたらいいんだろう」と戸惑うこともありましたが、友人や先輩の時間の使い方を参考にしながら、充実した大学生活を送ることができています。

ー将来の夢や希望を聞かせてください。

夢は金融の世界から、研究領域に変化を起こすことです。資金や環境、出口先など研究領域が抱える問題は多岐に渡ると感じています。最前線で戦う研究者がより研究に没頭できるように、そして研究者によって紡がれた知識・技術がもっと世の中にスピーディーに送り出されるように、そんな機会を多く作るべく奔走したいと思います。

ー九州大学に入る前のイメージと実際に入ってからのイメージについて聞かせてください。

入学以前は、勉強ばかりな人が集っているイメージでした。しかし実際はいろいろなことに興味関心をもち、多趣味な人が多い印象です。そのおかげで自分の視野も広がり、たくさんの経験をすることができたと思っています。

ー学部生の時にアルバイトをやっていましたか。また、サークル、部活などをやっていましたか。

アルバイトは一貫して塾講師をしていました。生徒とできる喜びを分かち合えた瞬間は、何にも代えがたいです。部活はソフトボール部に所属しており、3年時には主将を任せてもらい貴重な経験を積むことができました。部活を通して出会った仲間は自分にとって大きな財産の1つです。

ー学部時代と大学院に入ってからでは、生活はどのように変わるのでしょうか。

研究・授業・就職活動と、自分がこなしたい(こなさなければならない)ものが増えました。日中の生活の濃度がだいぶ濃くなったと感じています(笑)。一方で学会に参加するなど、新たな刺激や知識を得る機会も増え、時間に追われる日々ではありますが、充実度は学部生の頃と比べて非常に高いです。

ー先輩から受験生に向けて一言メッセージをお願いします。

受験生の皆さんの中には、これまでの人生の中で最も大きな決断・苦しみを体験している人も多いと思います。ぜひ、大いに悩んでください。大いに苦しんでください。そしてそんな経験をするからこそ、納得と自信をもって新たな世界へ羽ばたけると、私は信じています。大変だと思いますが、頑張ってください!応援しています!