永井 すみれさん

理学府地球惑星科学専攻 修士課程1年

千葉東高校 卒業

ーそれぞれの分野に進もうと思ったきっかけを紹介してください。

大学4年間は化学科で学びましたが、そのなかで特に地球化学分野に興味を持ち、卒業研究では太古の堆積物を用いた研究を行いました。大学院では、隕石を対象とした化学分析を行いたいと思い、地球惑星科学専攻へ進学を決めました。研究設備が整っているところも決め手の一つになりました。

ー大学に入ってからの日常生活の変化を聞かせてください。

自分の好きなことに使える時間が増えたと思います。もちろん授業も高校までとは違って自分の選んだ専門科目を学ぶことができ、また、それ以外の時間も、自分の取得したい資格試験の勉強に充てたり、アルバイトをしたり、友人と旅行に行ったり、自分のやりたいことを自分で選んで使える時間が多く、自己管理が求められるようになったと思います。

ー将来の夢や希望を聞かせてください。

メーカーの研究開発職に興味があります。まだ検討中ですが、食品や香料、化粧品といった生活に身近な分野に絞って企業研究を行っていこうと考えています。

ー九州大学に入る前のイメージと実際に入ってからのイメージについて聞かせてください。

思っていたより教授との距離が近く、質問や相談のしやすい環境だという印象です。一見怖そうな教授も、授業を受けてみると印象が大きく変わることが多いです。

ー学部生の時にアルバイトをやっていましたか。また、サークル、部活などをやっていましたか。

ファーストフード店や個人経営の飲食店、モデルルームの受付、塾講師、家庭教師などさまざまなアルバイトを経験しました。アルバイトを通して自分の得意不得意を知ることができたので今後の就職活動に生かせたらいいと思います。

ー先輩から受験生に向けて一言メッセージをお願いします。

やりたい仕事や将来の夢といった先のことを決断するのは難しいと思うので、深く考えすぎず、今1番学びたいと思える分野に進んで欲しいです!

ー学部時代と大学院に入ってからでは、生活はどのように変わるのでしょうか。

講義はもちろんありますが、講義よりも研究室が中心の生活変わりました。また、人前で発表する機会が増えてきたので、社会に出てからそのまま役立つスキルが今後ますます身についたらいいと思っています。