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庭瀬暁隆さんが第61回放射化学討論会「若手優秀口頭発表賞」を受賞しました。

  • 2017年9月22日(金)

 大学院理学府物理学専攻修士課程2年の庭瀬 暁隆さんが第61回放射化学討論会「若手優秀口頭発表賞」を受賞しました。

この賞は平成29年9月6日(水)~8日(金)に筑波大学で開催された2017日本放射化学会年会・第61回放射化学討論会において、優秀な発表を行った若干名の若手研究者に贈られる賞です。

受賞者

庭瀬 暁隆 (大学院理学府物理学専攻 修士課程2年)

研究テーマ

 GARIS-II+MRTOFを用いた短寿命核精密質量分析

研究概要

 原子の質量測定から導出される結合エネルギーは、原子核の存在や安定性を決定するための基本的な物理量である。このたび、理化学研究所の気体充填型反跳分離装置GARIS-IIと多重反射型飛行時間測定式質量分析器MRTOFを組み合わせたシステムを用いて、総計80の核種の直接質量測定に成功した。今後、超重元素の質量分析へと向けた研究を進めていく。本講演で、これまでの直接質量測定の結果の一部と、超重元素質量分析へと向けた、新規検出器開発の現状を報告した。

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