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入山さんが「日本地球惑星科学連合2015年大会 学生優秀発表賞」を受賞しました。

  • 2015年7月15日(木)

 このたび、大学院理学府地球惑星科学専攻の入山 宙さんが「日本地球惑星科学連合2015年大会 学生優秀発表賞」を受賞しました。

 この賞は、2015年5月24日(日)から5月28日(木)の日程で開催された日本地球惑星科学連合2015年大会において、優秀な研究発表を行った学生に授与されるもので、「学生個人の能力を見ることに主眼をおくものとし、発表の論理構成・研究目的と結果の明瞭さ・当該研究分野の発展への貢献度・既存研究への知識に加えて、学生の主体性を重視すること」を審査基準としています。

受賞者

入山 宙 (大学院理学府地球惑星科学専攻 博士後期課程2年)
「1次元準定常的降下堆積プロセスにおける直線的噴煙上昇の影響」

研究概要

 爆発的火山噴火現象における降下火砕堆積物の形成過程を理解するため、噴出物の降下・堆積過程の基礎研究を行っている。これまでの研究で、準定常的条件下での初期条件と特徴的な堆積構造の定量的関係を導出した。今回、噴煙高度が一定の上昇率で上昇する場合に、上昇率が準定常的条件下での定量的関係に及ぼす影響を数値的に評価した。その結果、上昇による粒子濃度の希薄化と堆積時間の長期化が堆積構造に寄与することがわかった。

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