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松島 健 准教授らが「日本火山学会論文賞」を受賞しました。

  • 2014年11月5日(水)

 大学院理学研究院地球惑星科学部門の松島 健 准教授、附属地震火山観測研究センターの内田和也 技術専門職員、中元真美 研究員が2014年度日本火山学会論文賞を受賞しました。この賞は日本火山学会誌「火山」あるいは「Earth, Planets and Space」に掲載された論文の中で、火山学に関する独創的で特に優れた論文の著者に授与されるものです。

 松島准教授ら3名は、他大学のメンバーとともに、桜島火山の精密水準測量を数回にわたり実施し、火山活動に伴う山体の地殻変動を精密に測定することに成功しました。このデータを京都大学の山本圭吾博士が解析して姶良カルデラ地下のマグマの蓄積状況を把握し、桜島火山の次の大規模噴火の可能性について言及しました。

受賞者

松島 健 (大学院理学研究院地球惑星科学部門 准教授)
内田 和也 (附属地震火山観測研究センター 技術専門職員)
中元 真美 (附属地震火山観測研究センター 研究員)

研究テーマ

「水準測量の繰り返し観測による桜島火山の火山活動に伴う地盤上下変動(1996年~2010年)」

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