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柴田助教が「日本生体防御学会 学術奨励賞」を受賞しました。

  • 2014年7月14日(月)

 このたび、大学院理学研究院生物科学部門の柴田俊生助教が「平成26年度日本生体防御学会 学術奨励賞」を受賞しました。本賞はヒトまたは動植物の生体防御に関して、新規な着想による研究、新規な方法を用いた研究、または未開発分野の研究を進めている新進気鋭の研究者に対し、日本生体防御学会賞選考委員会が応募書類を審査の上決定するものです。

受賞者

柴田 俊生 (大学院理学研究院 生物科学部門 助教)
「ショウジョウバエの腸内細菌に対する免疫応答と寛容の分子機構」

受賞理由

 ショウジョウバエをモデル生物として、腸内細菌と自然免疫の恒常性維持に関する機構を明らかとした。特に、なぜ腸内細菌がショウジョウバエの免疫系によって排除されてしまわないのかという免疫寛容の分子機構を、タンパク質の糊付け酵素トランスグルタミナーゼを中心に解き明かした。

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